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耐震構法SE構法について
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解説
2023.03.28

狭小3階建て

都市部などで人気の狭小3階建てですが、3階建ては2階建てよりさらに1階分の重さが建物にかかるため、構造をいっそう丈夫にしなければなりません。そのため在来木造構法の3階建ての場合には、特に1階部分に、多くの柱や壁を配置する必要が生じます。つまり設計の自由度に大きな制限が生じるのです。構造的に必要な柱や壁の量が少なくできる耐震構法SE構法なら、そんな3階建てでも、自由度の高い空間が問題なく設計可能です。

 

‖狭小住宅における、耐震構法SE構法のメリット


利便性の良い都市部では、狭い敷地に「狭小住宅」を建てるケースが多いことでしょう。その際の大きなテーマとして、狭さを感じさせない「広がり感」や、住宅が密集する中での「室内への採光」などがあります。特に、間口が狭く奥行きが長い、いわゆる「ウナギの寝床」と呼ばれるような敷地形状の場合には、在来木造では耐震的に横方向の壁が増えてしまうため、開放感のある空間が困難になります。また隣地が迫っている場合は、見通しも悪いので窓の配置が難しく、効果的な採光も取りづらくなります。そこで耐震構法SE構法の強みを上手に活かせば、大胆な吹き抜けや、壁や柱が少なく広がりのある開放的なリビングを実現できます。高窓から有効な採光を設計することも可能です。敷地を最大限に活かした設計にも、耐震構法SE構法が役立つのです。